エピローグ その後

 

体調不良

 体がだるい。おまけに腹痛もある。だが、気にするほどではないと思い、そのまま検疫を通過。電車を予約。

 ゴールデンウィークという時期柄、指定席の方がよいといわれたので指定席をとる。そして「はるか」に乗り、新大阪駅まで行く。その後、雷鳥に乗り換えるが、これがボロい。今まで乗った中で最悪の車両だ。なんと電気が故障していて途中までつかない。再三、「故障のためご迷惑をおかけしています。」とアナウンスされていた。
  途中から電気はつくようになった。他の車両を見に行くが、他はそれほど古くはない。運が悪かったようだ。

 体がだるいのは一向に直らない。昼過ぎに、無事電車が到着する。駅からスーツケースを持ち、しばらく歩くがひたすらだるい。家に着き、寝る。起きて熱を計るとなんと39度。あわてて病院へ行くが、休日で検査ができないとのこと。翌日も土曜日で検査ができないという。次の日、通常営業している病院で検査する。

病院で検査

 レントゲンを見ると、医者曰く、「腸がむちゃくちゃになっている。」腸炎に加えて、A型肝炎の疑いもあるといわれる。食べたものが悪かったようだ。寿司だろうか。それとも、スチームボートの新鮮じゃない魚介類だろうか。だが、まさかあんなきれいなシンガポールから病気を持って帰ってくるとは。結果は1週間後。

 数日苦しんだが、その割には順調に回復。1週間後、結果を聞きに行くが、問題なし。診断書を書いてもらい保険を請求する。いつもかけ捨てで馬鹿みたいと思っていた保険だが初めて役に立った。

 その後、保険金もちゃんと振り込まれ、一件落着。

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