Red Hill
車窓を眺めているとおもしろそうな所があったので降りてみる。住宅街の中に、マーケットのようなものがある。大半は閉まっているようだ。やはりマーケットは日本と同じで朝のみなのだろうか。
だが、食料品以外の店は開いており、日用品の小さな商店などが並んでいる。店の前にまで様々な商品が並べられており、昔の日本の商店のようだ。一角にはお金を入れると上下する、幼児用の動物や車の形をしたおもちゃがある。昔、スーパーの前にあったものと同じものだ。
ほとんど閉まっているマーケットへ行く。花屋などはまだ開いているようだ。売っているのは、きれいなランなどが多い。さらに、園芸用の植物もいくらか売られているがそれほど多くはない。日本でも売られているものもあるが、見たこともないものもある。そのまま歩くと、熱帯魚屋だ。熱帯魚といってもここは熱帯なので、ヒーターもいらない。日本の金魚を買うような感覚で買うのだろうか。
だが、それにしても、水槽は小さいので熱くなりすぎないのだろうか。魚の種類はおおむね日本と同じようだ。きれいな水槽に入っているわけではなく、日本の金魚を売っているように青いケースにエアレーション投げ込みというシンプルなスタイルなので上からしか見ることができない。種類の特定は難しいが、コリドラス等が売っている。
ドリアンを喰らう
続いては、Food Centre。何気なく見ていると、かき氷屋でドリアン入りかき氷の文字が。これなら量も少なく少額で食べられそうだということで、買ってみることにする。注文すると、「ドリアン入り、それとも入ってないやつ?」と聞かれたのでドリアン入りをオーダーする。
昼のスパゲッティのにんにくがきつかったのでかき氷はちょうどよい。普段は間食などしないのだが、これだけは別物だ。本当においしいのか、それともやはりまずいのか非常に気になる所だ。
ドリアン初体験
初めてのドリアン。思い切って口に運ぶ。口からはたまらないほどの悪臭が体へ広がっていく。やっとわかった。今までスーパーなどで異臭がすると思っていたのはこのドリアンだったのだ。においは悪いが味はまずまずといってはみたものの、二口目に手がつけられない。思い切って食べてみるがやはりまずい。しばらくしてもう一口がんばってみるが、やはり駄目だ。結局、ほとんど食べないまま残すことにする。
外へ出るが、口の中はドリアンの悪臭でいっぱいだ。さらに昼食のにんにくのにおいもあり、気分が悪い。