空港・シンガポール出国(6日目)

 

再びシンガポール国際空港

 30分ほどで、シンガポール国際空港(チャンギ空港)に到着。

 まずしなければならないのは、スーツケースの整理。大っぴらな所でやるのは恥ずかしいので場所を探す。ちょっと陰になった所があったので、そこでスーツケースを開けようとしたら、そこはエレベーターホールで、扉が開いて、ざざっと人が出て来てびっくりした。

 さらに陰に隠れてこそこそとスーツケースを開ける。人に見つかっても問題ないはずなのに、なぜか犯罪者のような気分だ。

 整理が終わり、元の場所へ戻ると、何人もの人がベンチにスーツケースを置き、堂々と荷物整理をしていた。

 地下1階の売店へ行き、おみやげを買う。そして、チェックイン。時間がかなり早いので、Early check inのカウンターでチェックインをする。いつも乗りたいと思っていた、「前に席がなく足を伸ばせる席」をリクエストする。なんといえばいいかよくわからないので、「前に誰も人がいない席をお願いしたいんですけど、意味、わかります?」と英語でいうとすぐにわかってくれた。

 だが早い時間であるにもかかわらず、もうすでに埋まっているとのこと。気を利かせてくれたカウンターの人が「横に誰もいない席にしてあげる。」といってくれた。最初、よく意味がわからず、そんな席なんてあるかなぁ、と思っていたが、後ろの方の2席だけの列だった。

 夕食を食べるために、いろいろと見てまわる。レストランの数自体はそう多くはないのだが、2周、3周とぐるぐる回る。

 さんざん迷いに迷って、フードコートに入る。そして、Mee Shamというココナッツ味のラーメンのようなものと、肉の焼いたもの、ケンタッキーを食べる。ケンタッキーは日本と同じ味だ。Mee Shamは独特の味、肉はまずまずだ。

シンガポール出国

 食後、いよいよ出国審査を済ませる。そして、まず免税手続きを済ませる。カウンターのおじさんは、無茶無茶不愛想だ。前の人には日本語で対応していたのに、なぜか我々は、英語で応対される。

 時間があったので、空港の端まで行ってみることにする。普通は、入国の人と出国の人は同じ場所に入れないようになっているのに、このチャンギ空港は、出国審査場を出た先はそのまま入国してきた人もいることになる。だから吹き抜けから階下を見ると、入国審査場が見えた。なんだか不思議な気分だ。

 ずーっと歩いて、免税店の前を通る。カメラを見たが、売価は、Cityとほとんど同じだ。15分くらいかけて人がいない程遠くまで行ったが、警備の人に注意される。最初に降り立ったのは、まだまだ先だったが、やむをえず戻る。まだ、先はある。シンガポール国際空港は、かなり大きな空港だ。これに加えて、同じ規模のターミナルがもう1つあるというのだからすごい。

 国際線は禁煙なので、たびたび喫煙室へ行く。喫煙室の中は煙が雲のようになっており、タバコを吸う人でさえも気持ち悪いようだ。
 他に免税店などいろいろ見ていると、時間がなくなる。最後の一服を吸おうと思ったのだが、Final callがかかったのであきらめる。

機内へ〜シンガポールとお別れ

 飛行機に乗る。帰りも行きと同じシンガポール航空。席は後ろから2番目。隣は通路となっており、誰もいない。

 いよいよ離陸。もっとも嫌いな瞬間だ。そして機内食が運ばれてくる。夕食を食べた後だったが、一応食べる。その後、行きと同じようにゲームなどをして過ごす。

 機内はすごい乾燥。喉が痛い。寝付けない。それでも前の方はみんな寝ている。だが、後ろの方は、寝ていない人が多い。旅慣れている人が迷惑にならないように後ろの方の席を取っているのだろうか。

 起きていたらフライトアテンダントの人がアンケートカードを持ってきた。他の人にもカードを配っていたが、やはり起きているのは後ろの方の人ばかり。

 結局ほとんど寝付けないまま早朝に到着。

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