フライドホッケンミーを食べホテルへ(4日目)

 

夕食はフライドホッケンミー

 夕食をとることにする。今日の夕食は、ガイドブックに出ていたMaxwell Food Centreでとることにする。このFood Centreはかなりおいしいらしく、どのガイドブックにも出ている。幸いパン屋から道路を隔ててすぐ向かい側にあるのだが、交通量が激しく道路を横断するのに苦労する。

 交通が途切れた所で、小走りで道路を横断する。横にいた人達も一斉に横断し始めた。

 渡りきった所で、Windows講座の横断幕を見つける。Word、Excelなどやはりどこの国でも人気のあるアプリケーションは同じようだ。

 目的のFood Centreは横断幕の目の前。屋根付き屋台といった感じだ。それほど立派ではない。店の数は、50ほどある。だが、これまでに行ったショッピングセンターにあるようなものが多く、特に代わり映えもしない。あえていえば、不衛生っぽいなところが違うくらいか。中央には、風呂の洗い場のような所があり、そこで食器を洗っている。お世辞にもきれいとは言い難い。

フライドホッケンミー

 ぐるぐる何周かしてよい店がないか探す。1件の店で、麺類を頼むとフライドホッケンミーしかできないということなので、それにする。シンガポールの屋台では、メニューがたくさん書かれているにもかかわらず、いざ注文するとないといわれることが多い。

 店のおじさんは、猛烈な火力でフライパンを温める。すごい煙が出てきてくる。フライパンをのぞくと、なんと穴が開いていて、下の火が真っ赤に燃えているのが見える。それでも、麺、野菜と次々に炒めていき、わずか2分ほどでできあがり。フライパンに穴が開いていた割には、ちゃんと汁もあった。味もまずまず。卵味の太麺がとてもおいしい。日本でもこのような太麺が手に入れば是非作りたいものだ。

夜の街を歩く

 外へ出ると、外はもう暗くなりかけている。すぐそばにバス停があるが、どのバスに乗ったらよいのかさっぱりわからないので、駅まで歩くことにする。

 途中の道は至る所で工事をしている。いつもと同じだが、歩きにくいことこの上ない。

 地下鉄に乗り、Ruffles Place駅まで戻る。先ほどよく見ることができなかったSuntec city mallのスーパーとその近くのDuty Freeを見るためだ。駅を降りSuntec city mallへ向かうが、荷物をいっぱい持ってDuty Freeへ行くのもいかがなものかということで先にDuty Freeへ行くことにする。地図で見るとSuntec city mallとDuty Freeは結構近いようだが、歩いてみると以外と時間がかかる。

 歩くにつれ、疲れがピークに達してくる。しかも腹痛まで襲ってくる。仕方がないので、すったもんだのあげく戻ることにする。そして前を見ると20mほど前に免税店がある。だが、やはり疲れているので、中には入らず戻る。

 行きは、道路を歩いてきたが、なんだか建物の中を歩いてもSuntec city mallまで戻れそうだったので、建物づたいに中を歩いていく。途中で何度も迷いそうになりながらも、フードコートの中、デパート、ホテルの中を横切りSuntec city mallまで戻る。そしてまた、駅に戻り地下鉄に乗ってホテルまで帰る。

 ホテルに入った瞬間、もう倒れ込むように横になる。だがシャワーを浴びなければならない、と気を取り直してシャワーを浴び、寝る。

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