リトルインディアへ
ホテルの近くの駅Somersetを通り過ぎ、5分か10分ほどで、Bugisに到着。だが、リトルインディアは駅から離れており、まだ1kmほど歩かなければならない。
相変わらず、歩行者に優しくない歩道を歩く。途中の道でフリーマーケットのような青空市場があるので立ち寄る。Tシャツなどが売っている。
空は曇りがちだ。時折、ぽつりと小さな雨粒が顔に当たる。そんな中、足の痛みを我慢しながら歩いていく。
途中、信号待ちをしていると5、6人の集団に、「XXXXst.はどっち?」と聞かれるが、わからないと答える。直後に地図を見てみると、ちょうどリトルインディアのメインストリートだった。その人達は早足で、あっという間に我々から離れていってしまった。
しばらく歩くと街の雰囲気が変わってくる。これまで、ゴミなどほとんど落ちていなかったが、次第にゴミが散らかっているのを見るようになる。だが、思ったほど怪しい雰囲気もなく、ちょっと違う街というぐらいだ。
喉が渇いたので、水を買い、休憩した後、まずはさらっと街を見てまわる。大きさはそれほどでもない。仏像を売っている店や家具を売っている店、そして食料品店など。
リトルインディアでインドカレーを喰らう
フードコートがあったので、入ってみる。さすがリトルインディア、プレートの上に葉っぱを敷いて、その上に盛られたご飯を、カレーと捏ねながら手で食べている人がいる。
外へ出て、また少し見てまわるが、疲れてきたので、少し時間が早いが、昼食をとることにする。先ほど見かけた、「葉っぱを敷いた上にご飯」が羨ましくなり、それを食べることにする。
入ってすぐの店で、おじさんに声をかけられたのでそこに決める。すると、プレートの上に葉っぱを乗せ、ご飯を盛り始める。おじさんの手はなんだか黄色い。カレーばかり食べているからか?
少しは、会話にも慣れてきたので、ご飯の大盛りを頼むと快くOKしてくれる。そして、食べたいものを次々と頼んでいく。おじさんは、次々と、「これは?、これは?」と勧めてくる。その中から欲しいものをいくつか頼む。そして、会計をしてみると$8近くになった。ジョホールバルのときと同じで、やはり、品数を増やすとそれだけ金額が高くなるようだ。なんだか術中にはまってしまったような気がする。
是非手で食べてみたかったが、スプーンとフォークで食べる。これがかなりいける。カレーでも、入れる具によって味付けを変えてあるようで、どれも絶妙だ。
少し物足りなかったので、他の店でもう一度注文する。やはり、そのおじさんも、「これは?これは?」と勧めてくるが、たくさんもいらないので、その旨を伝えて2品だけにした。やはりかなりおいしい。満腹になって、フードコートを出る。
その後、外をぐるぐる歩いてまわり、気になった場所を何枚か写真に収める。気になったのは、マサラ粉屋。おじさんが客の注文に応じていろいろなスパイスを調合してマサラ粉を作っている。我々はそんなに量があっても困るので、パック入りのものを見てまわる。だが、どの店も値段が書いてない。
ある店で、値段を聞いたら、「1袋$6だが、2袋なら$10でいいよ。」だが、カレー粉がそんなに高いものだろうか、スーパーに行けばもっと安いものがあるに違いない、ここに来ずともインド系住民はたくさんいるのだから、と考え結局買わないことにする。
Ruffles Hotel(ラッフルズホテル)を見る
一通り見終わったのでリトルインディアを離れてRuffles Hotel経由でSuntec city mallの方へ足を進めることにする。Ruffles Hotel(ラッフルズホテル)はシンガポール随一の高級ホテルで全室スイートだそうだ。何でも、多くの有名人に愛され、あのシンガポールスリングもこのホテルが発祥らしい。
ラッフルズホテルの後に立ち寄ることになっているまた、Suntec
city mallはとてもアジア最大級のショッピングセンターだそうだ。
いずれも期待度の高い施設だ。