ボート・キー(6日目)

 

ボート・キーでスチームボートを

 行ってみると、あちらこちらの店から勧誘の声が聞こえる。今日の昼食は、まだトライしていない、タイのスチームボート。
 タイ料理の店の店員に「スチームボートある?」と聞くと、「あるよ。」というのでその店に決める。店員は、まだ20歳前と思われる若い女の子。せっかくなので、外で食べることにする。海沿いの席に座ると、対岸には、ラッフルズ卿の銅像が見える。海は、決してきれいとはいえないが、パラソルの下で食べる昼食もおしゃれで悪くはない。

 早速スチームボートを頼む。ついでに、「麻婆豆腐がないかなぁ。」と相談していると、店員に、「マァポォトォーフゥ?」と聞かれる。麻婆豆腐が中華料理だとわかってはいたが、まさか日本語が通じるとは。

スチームボートを食す

 間もなく、スチームボートの鍋が運ばれてくる。店員に、「料理しますか?」と聞かれたので、一応料理してもらうことにする。とはいえ、してもらうことといえば、具を鍋に入れて、煮えたものを取り分けてもらうだけ。

 取り分けてもらったものを食べる。味は、日本の鍋とほとんど変わらない。だしは限りなく和風に近い。ただ、レモングラスが入っているあたりが日本の鍋とは違う。これは、タイの本場のものと同一なのだろうか。また、日本で食べるとどんな味がするのかも気になる。
 一方具は、魚や貝などいろいろ入っているが、鮮度が悪いのか、かなり生臭い。食べられないわけでもないのでとりあえず食べる。店員が再び現れるが、食べ方の要領がわかったので、「自分でやります。」と告げる。だが、再び食べ方がよくわからなくなったので、やっぱりやってもらうことにする。

ラッフルズ卿の像

写真
ラッフルズ卿

 食後、対岸のラッフルズ卿を見に行く。対岸なので、見た目は近いが、ぐるっと回らなければならない。
 30分ほど歩いて、ラッフルズ卿の前で写真を撮る。そしてちょっと歩くと、国会の裏へ着く。こんなことなら国会を見に来たときに一緒に見ればよかった。

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