ジョホールバルその4(3日目)

 

マレーシアのスーパー

 ジョホールバルの市内の中心部に戻り、昼食を食べたショッピングセンターの地下にあるスーパーへ行く。だが、物足りなかったので、宮殿へ行く途中で見つけたスーパーへ。

 まず、野菜のコーナー。変わった野菜が目白押し。どうやって食べるのかもわからない、すごく大きな葉っぱがシート状にして売っていた。
 肉の所には鶏肉しかなく、牛、豚とも見あたらない。さすがにイスラム教の国だ。その一方で魚はわりと充実していた。
 続いて調味料のコーナー。ここで、カレー粉とナシゴレンの素を買う。ソースのコーナーはシンガポールと品揃えが似ていた。ここで、チリソースを買う。
 洗剤のコーナー、日用品のコーナーとどんどん見ていく。ドラえもんの歯ブラシが印象的だった。

 レジに行く。レジの人は当然制服を着ているのだが、みんな共通の薄緑色のかぶりものをしている。これも制服なのだろうか。
  このかぶりものというのは仕事だからということで簡単に変えたりしてもよいものなのだろうか。疑問が残る。そういえば、女の人でもいろいろな格好をした人がいる。かぶりものをした上にさらに民族衣装っぽいものを着た人から、ファッションは全く普通だがかぶりものは一応しているという人。様々だ。

ショッピングセンター見学

 続いて同じショッピングセンターの中の生地屋へ。以外と男の人が多い。
 することがなくなったのでまた元のショッピングセンターへ戻る。そして再びスーパーへ。今度はさらっと見て、また休憩。歩いてばかりなのですごく疲れる。

トイレは有料

 トイレへ行くと、前に人が座っている。みんな素通りするので同じようにはいっていくと呼び止められ入場料を払うようにいわれる。1人分を払って入ろうとすると、

「女便所へも連れが1人入っていっただろう。」

といわれる。ちゃっかり見ているなぁ。

2人分のお金を払いようやく便所へ入る。けど、お金を払っていない人もいるがどういうことなのだろう。

 何度もこのショッピングセンターに足を運んでいる割には、中の店を見ていないので見てまわることにする。

 まず、興味がそそられるのは本屋。引き続いてインテリア雑貨の店。結構な値段がする。観光客やシンガポール人向けなのだろうか。その他にも、洋服屋、靴屋などいろいろな店がある。CD屋では音楽CDだけではなくビデオCDがかなり売られている。

 CDではあまりたくさんの時間が入らないので数枚組にして売っている。こんな国ならDVDの普及も早そうだ。

 肝心のコンテンツだが、日本のドラマが多い。ラベルは中国語になっているが、字幕が出るのだろうか。

 夕食の時間になったので、ショッピングセンター内で食べることにする。2階にある回転寿司が気になっていたが、5階にフードコートがあるとビルの外側に書いてあったのでそちらを探すことにする。
 このビルは自分のいる階から上、または下の階へ行こうとすると非常にアクセスが悪い。4階までしか行かないエスカレーター、地下へは行かないエスカレーターが多い。

マレーシアでタイ料理〜夕食

 何とか5階へ行くと、そこには大きなフードコートが。その中のタイ料理の店が気になったのだが、注文の仕方がよくわからない。みんなライスをよそってもらって、出来合いのおかずを自分で入れる方式なのだが、値段がどこにも書いてない。好きなだけとることができるので、値段をどうやって決めているのか不明だ。量と種類のどちらで値段を決めるのだろうか。いくら見ていてもわからないので、他の人がやっているように、ご飯を入れてもらって、おかずを入れる。生野菜や魚に餓えていたのでサラダや魚のフライなどを取る。その他、珍しいタイ料理を少しずつ取っていく。レジへ行って値段を計算してみると、かなりの高額になってしまった。やはり取ったおかずの数で決めているようだ。

 だが、味の方はまずまず。特に魚はおいしい。川魚のような気もするが、何の魚かはわからない。サラダはとても辛い。日本のタイ料理の店にあっさりしたものは辛いと書いてあったのを思い出す。

 もう少し食べたいような気がしたので、他の店で何か買おうと見てまわるが麺類が多く、ひかれるものはあまり多くない。その中の1つでチキンライスを頼むことにする。鶏肉はなかなかおいしいが、長い米がやはり苦手だ。せめてきれいに洗ってあればよいのだが、においも気になる。デザートに頼んだかき氷はまずまず。

再びショッピングセンター

 まだ、少し時間があったので電器屋を見る。売られている家電は日本製が多い。エアコンがすごく高い。

 外へ出ると、もう薄暗くなっている。帰りのバスの場所を探すことにする。ガイドブックには、「Johor Bahru(ジョホールバル)への行き方」は書いてあるものの、シンガポールへの帰り方はどこにも書いてない。来たときからずーっとどうやって帰るのだろうと心配だった。

 心配をよそに、外へ出てみると、たくさんのバスが停まっている。たぶんあれに乗れば帰ることができるのだろうとひと安心。

 外側からショッピングセンターを見ていると、中に洋服のアウトレットがあるのを発見。中へ戻ってみる。そのアウトレットがあるべき所には大きな洋服屋が。中をよく見ると、複雑なことに洋服屋の奥にもう1つ別の店があり、アウトレットになっていた。

 BGMはなぜか「Kiroro」。外国の歌でも抵抗なく聞いているのが少し不思議な感覚だ。歌詞なんかはわかるのだろうか。それとも、日本で洋楽を聴いている人がいるから同じか。

 アウトレットはそれほど見るべきものもなく、すぐに出る。前の洋服屋では高い所にある靴を棒で取っていた。危なくないかなぁと思っていると、目的の靴を落として、他の店員に笑われていた。

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