ジョホールバルその1(3日目)

 

ジョホールバル

 マレーシアの入国審査場を出ると、そこにはたくさんのタクシーの勧誘が。「テクシーテクシーテクシー。」と連発している人が10人はざらにいる。まずはガイドブックでも、と思ったがとてもそんな雰囲気ではない。止まると勧誘がしつこそうなので、そのまま歩いて進む。また、浮浪者と思わしき人も至る所にいる。やはり違う国だ。

 ガイドブックを見ると入国してすぐにVisitor informationがあると書かれていたが、どこになるのか見つからない。そのまま歩いていくと、次第に活気ある街になる。

 それにしても、予備知識もほとんどなく、しかもガイドブックにもあまり詳しい説明がないので何をしてよいのかさっぱりわからない。とはいえ、街の雰囲気を肌で感じるのも立派な観光だろう。

 街の女性は、頭にかぶりものをしている人が多い。シンガポールの女性にもそのような人はいたが、こちらはさらにその割合が多い。
 道路はシンガポールにも増してバリアフリー度が低く段差が多い。また、道路は穴だらけで、かなり大きく陥没している所もあり、おちおち歩いていられない。アスファルト舗装やコンクリートが突然陥没しているのはもちろん、インターロッキングが10個くらいなくなっており大きな水たまりができている所もある。また、側溝に施されているグレーチングも網目がやたら大きく、足が引っかかるどころか落ちてしまいそうだ。また、グレーチングが壊れている所や蓋がなく、大きな穴がぽっかり空いている所もある。

 信号はシンガポール同様少なく、やはり歩行者にはとても不親切だ。自動車はシンガポールと同じく、左側通行、右ハンドルだ。これならシンガポールから来た車も問題なく走ることができるだろう。
 何か買おうにもマレーシアの通貨を持っていないのでまず両替が必要だ。銀行を探すが、あたりには見あたらない。

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