ジョホールバルその3(3日目)

 

ジョホールバルの宮殿を見学 

 へとへとになりながら歩いていると、ようやく宮殿のある公園に着く。もう、誰もいないだろうと思い、何枚か写真を撮る。真っ白な壁に青い瓦。まさに宮殿という表現がぴったりだ。宮殿へ向かう道に進入禁止の看板があったのでどうしようか迷う。一般車両進入禁止の標識だろうと思ったが、トラブルはイヤなので横の芝生の中を歩く。

 最初はルンルン進んでいたが、進んでいくうちにぬかるみになる。しまいには、歩くことができないほどになったのであわてて引き返し道路を進む。

 中は禁煙なので建物の前で一服。そして入場料を見ると、US$7。なぜアメリカドルなのだろう?。ここはマレーシアなのに。マレーシアのお金を出すと、電卓を取り出し計算しはじめる。なぜ?そして提示された金額はRM50以上。日本の博物館を思えば大した額ではないが、先ほどの食事から考えるととんでもない額だ。
 前の人は、「なぜアメリカドルなんだ。」などと英語で苦情をいっていたが聞き入れてもらえず、帰ってしまった。我々も帰りたい気分だったが、疲れて、暑い思いをしてきたのだからと見ることにする。

武装警官が宮殿を警備

 入り口の人は、軍服を着ており、80cmほどの拳銃の先にナイフがついた武器を持っている。おそろしや〜。中にはいるとそこは宝物館。

 しかしこんな所で、暑さと疲れも手伝い全然興味がわかない。さっと義務的に見て、一休み。そして次の建物へ。まず入り口で靴を脱がされる。中は、宮殿で生活していたときの家具や食器などが展示されていてこちらは先ほどより興味をそそられる。
 まず、子供部屋や寝室。続いては大広間。それこそ舞踏会ができそうなほど立派だ。でもなぜか照明だけはいまいちだ。

マレーシアの昔のお金

 引き続いて、食器や陶器、昔使われていたものの展示。一番興味深かったのは昔のお札。日本軍占領時代は、日本語の通貨が使用されていた。
 全部見終わり休憩。興味があったのでトイレをのぞいてみるとやはり大便器は日本とそっくりな形。しかも、トイレットペーパーはホルダーはあったが紙はついておらず、ホースがついていた。

 続いて、動物園が近くにあったが、疲れきっておりとても見る気がしなかったので、街へ戻ることにする。その前に、宮殿のある公園の道路を隔てて向かい側にショッピングセンターらしきものが見えたのでいってみることにする。途中公園内の美しい花の写真を何枚か撮る。

 道路を渡ろうとするが、交通量が多く、しかも中央分離帯があるのでなかなか渡れない。
 渡ってすぐの所にその建物はあるのだが、なぜか中はガランとしている。どうやらこの建物はショッピングセンターではないようだ。がっかりしたが、どうしようもない。戻ることにする。
 なにやら古い商店街のような所を通るが、店はほとんどやっていない。喉が渇いたので途中の商店で水を買う。まるで昔の駄菓子屋のような雰囲気だ。

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