Woodlands(2日目)

 
駅から出ると、またまたCauseway Pointという大きなショッピングセンターがある。だが、開いている店は先ほどと同様多くない。これから、このままSungei Bulohへ行くと昼食を食べそびれることになりそうなので、とりあえず、早めの昼食をとることにする。

Causeway Pointで昼食

 ショッピングセンターの上の方にあるフードコートへ向かう。明らかに準備中の店が多いが、客はちらほらと見える。

 韓国料理の店で焼き肉定食のようなもの、そして別の店でシンガポール料理の定番といわれるフライドホッケンミー、シーフードの入った白い麺のスープを頼む。
 焼き肉はいまいちだ。はずれの部類に入るだろう。白い麺のスープはまずまず。魚のすり身、小松菜などが入っていてあっさりとしている。

 フライドホッケンミーは、ガイドブックで読んで一番着目していた料理だ。噂通り、卵の太麺がおいしい。

 食べ終わって、階下へ行くと、先ほどまで開いていなかった店が、もうほとんど開いている。ゆっくり見てみたいと思ったが、ショッピングセンターは夜10時くらいまで開いているというので、夜時間があれば戻ってくることにして先にSungei Bulohへ行くことにする。

シンガポールのバスを初体験

 エスカレーターに乗り下へ行くと、そこはバスターミナル。いよいよシンガポールでのバスデビューだ。地下鉄の駅で使ったTransit Link Cardというカードがバスでも使えるそうだ。

 バスの仕組みは思っていたほど難しくはない。まず前の方からバスに乗り込み、運転手の後ろにある機械にカードを差し込む。そして、行き先までの運賃のボタンを押すとレシートが出てくるので受け取るという仕組みだ。
  だが、曲者なのは、バスの運賃だ。いくらなのかよくわからないので、適当に設定されている値段の中で高めの料金を払う。

 最初は、高層アパートが続く住宅街だったが、途中からだんだん寂れた感じになっていく。
古い土塀の民家や、錆びた工場など、これまで全く見なかった光景だ。まだこんな所も残っているのだ、と思った。工場にはどこも私人有限公司と書いてあった。中に「殺車」と書いてある看板があったので、「なになに?」と2人で首をかしげたが、よく見ると隣に車のスクラップが積まれていた。どうやらスクラップ工場のことらしい。

 やがて海のそばを通ると、対岸には、マレーシアのJohor Bahru(ジョホールバル)が見えた。高層ビルがたくさん建っており、かなりの都会のようだ。

旅行記プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ
シンガポールリンク集